吹き抜け エアコン吹き抜けには大きなメリットがあります。
開放的で広く感じる
風通しがよくなる
デザイン性の高いおしゃれな家になる

しかし、これがデメリットにもなるのです。
掃除がが大変
エアコンが効きにくい
音やにおいが伝わりやすい
2階のスペースが狭くなる
ということなんです。

ここでは光熱費で考えなければならない「エアコンの選び方」についてのお話です。

吹き抜けの厚さ寒さ対策|失敗しないエアコンを選ぶ時のポイント

吹き抜けのあるリビングでは空間が広いので一般的なエアコンを使用する場合は冷暖房の効率が大幅に低下してしまいます。
そもそも暖かい空気は上へ流れていってしまいますので、特に冬場は寒くてなかなか部屋の中が暖まりません。
そのため吹き抜けのあるお部屋に設置するエアコンの選び方はとても重要になります。
ここでは失敗しないエアコン選び方のポイントを紹介します。

実際の広さよりも2~3ランク上のエアコンを選ぼう

エアコンを畳数で選びがちです。
エアコンの畳数には
・6畳用
・8畳用
・10畳用
・12畳用
・14畳用
・18畳用
・20畳用
・23畳用
・26畳用
があります。

ここで、エアコンの性能表示に記載されている「畳数」でエアコンは選ばないようにしましょう。
この畳数表時には吹き抜けの天井の高さを想定していません、
ですから吹き抜けのある場合はこの畳数に当てはまりません。
そのため、吹き抜けの部屋用のエアコンを選ぶ際は、実際よりも畳数が2、3ランク上のものを選ぶ方が賢明です。

今から吹き抜けのある家を建てるのであれば設計士に床下エアコンのことも聞いてみて

今から吹き抜けのある家を建てるのであれば床下エアコンのことも聞いてみるのもいいでしょう。
予算が許すのであれば検討する価値はあります。
床下エアコンとは床の下に設置するタイプのエアコンです。
1台あれば床の下から家全体を暖めることができすので温風が顔や体に直接当たって気持ち悪さを感じることもありません。
さらにエアコン本体が床下に収納されるので部屋の見た目がすっきりします。

床暖房と連動させる

少し能力を上乗せしたエアコンを設置すれば吹き抜けのあるお部屋でもエアコンだけでも暖めることはできます。
ただ、より効率的に暖めるのであれば床暖房も併せて使用するといいですよ。
最初は床暖房とエアコンで部屋全体を暖めてから、後は自動で床暖房のみの運転に切り替えてくれるためようなエアコンと床暖房が連動するシステムもあります。

吹きぬけのあるお部屋の暑さ・寒さ対策でエアコン選びに失敗しないでくださいね

メリットも多いがデメリットもあるのが吹き抜けのあるお家です。
しかし、そのデメリットもうまく対策を講じれば快適な空間になるのが吹き抜けなのです。

吹き抜けの暑さ寒さ対策もしっかりと考えておいてください。
エアコンは空調能力に余裕のあるものを選んでくださいね。